Project022:ねこよみ
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ねことめぐる季節の絵本
ねこよみとは味わい方登場猫相関図制作者の声
ねこよみとは
ボス猫オレンジ君と仲間たちの春夏秋冬を二十四節気七十二候の風景とともに描いた新感覚の暦の本です。
はじめなすって。あっし猫のオレンジと申します。
このたび二十四節気七十二候という暦の本の主役を務めることになりやんした。
みなさんのご先祖さんは、水、土、空気、草木や生き物が登場する
それはにぎやかな暦を残してくれたんですなあ。
猫たちの出会いや別れ、試練や成長も豊かな季節があってこそもりあがる。
ライバルのグレ公に、連れ合いのコゲ子とそのチビたち、そしてなぞの緑猫。
あっしの仲間たちのものがたりをゆるっとお届けするでござんすよ。
味わい方
1. 季節をたのしむ
私たちの暮らしを豊かにしてくれる季節の流れ。
四季おりおりの植物、動物、虫、風景、自然の営みがたくさん登場します。
2.猫の目線で日々をみつめる
茶トラ白のボス猫の「独り語り」でお話は進行します。
自然にゆるやかに身をゆだね、たくましく生きる猫たち。
猫たちの出会いや別れ、試練、成長。
私たち人間がまなぶことも、きっとたくさんあるはずです。
3. 旧暦の言葉「七十二候」をさがす
各ページには、「東風凍を解く」など七十二候の季節の言葉が、絵解きで3つずつ隠されています。
さあ、みつけられるでしょうか…。
4.売上の一部を猫の福祉・愛護活動を行う団体へ寄付
日本では毎年30万匹以上※1の犬猫が殺処分されていますが、その中には人間の勝手な都合による飼育放棄によって命を奪われるケースが少なくないと言われています。また、2011年の東日本大震災以来、東北で人間と共生していた多くの動物たちが家族と離れ離れになるというつらい状況が続いており、一時受け入れ団体では資金不足などの課題を抱えています※2
――猫を想うことは、地球を想うこととつながっている。
めぐる季節と猫を代表とする生き物全ての存在に感謝をこめて、『ねこよみ』の売り上げの一部を、猫の福祉・愛護活動を行う団体へ寄付いたします。

※1出典:内閣府特定NPO法人ConoasS公式サイト

平成19年度の犬殺処分数は100,963匹、猫殺処分数は209,494匹、犬猫合計で310,457匹にのぼります。
1日850匹、約100秒に1匹の犬や猫が殺されています。
http://www.conoass.or.jp/situation/index.html

※2参考:一般社団法人東京動物福祉環境支援協会 「山猫庵動物保護センター」公式サイト

http://yamanekoan.fan-site.net/hisaichishien.html
登場猫相関図
おもな登場人(猫)物
オレンジ(オス)<主人公&語り>
猫たち、そして人間からも篤い信頼を集める人情あふれるボス猫。寅さんに憧れてさまざまな町を渡り歩いたため、独特の言葉遣いとなる。猫勘と敏感なひげで、遠く離れた場所の情報もキャッチする特殊能力をもつ。『ねこよみ』の主人公、そしてナレーターでもある。
グレコ(オス)
オレンジの住む町に、ふらりとやってきたハグレ猫。オレンジとはライバル関係。離ればなれになっている弟に会うため、旅に出るが…。
コゲ子(メス)
オス猫をぐぐっとひきつける魅力あふれるメス猫。オレンジ、グレコともつかずはなれずいい関係。そして、4匹の仔猫を生む。
制作者の声

絵と文 : 砂山恵美子

~ねこよみに寄せて~
名犬、といいますが、名猫とはあまり聞きません。猫がどこか「ちゃっかり」しているからでしょうか。町でオレンジ君を見かけたと思うと、自転車の私よりも素早く玄関にいて、お腹を出して待っている。正反対に、御飯をあげる手に猫パンチをし、網戸越しにウチの犬猫を最後まで威嚇し続けたグレコ。この二匹はもう虹の彼方の住人です。コゲ子は、ある朝玄関に大きいねずみをプレゼントに残し(!)、いなくなりました。そろそろ乳離れする二匹を託して。風の噂で、子育てしに戻って来ていると聞きました。名猫たちと、良い出会いがありますように。

ブックデザイン : 笠井亞子

作者が日々濃密な猫体験をされていた当時のお宅へ、わたしは何度もうかがったことがあります。ですから、猫たちのほとんどと「面識」がありました。そんな彼らが主役の絵本が制作されることになり、デザインをお引き受けできたなんて夢のよう!
猫好きメンバー全員が、ある時は主人公の口調について深夜まで議論し、ある時は旧暦の知恵とゆたかな表現に感動し…。生きとし生けるものはすべて、おおいなるこの自然の巡りの中にいることを、じわわんと感じつつ、制作にどっぷり浸かった二ヶ月間でした。
虹のかなたのオレンジ君とグレコちゃん、ありがとね。

編集 : 田村民子

この本は、上品にかしこまって読んでもらうというよりも、つい何度も手にとってしまうような、家族みんなにかわいがられるような、あったかい体温のある本になってほしいと思って、制作チームのみんなとウンウン知恵を絞って作りました。
小さなお子さんには難しいことはヌキにして、絵本のストーリーを楽しんでもらいたいです。そして小学生くらいになったら、ページのなかに隠された七十二候の絵解きをみつけてもらいたい。それから、うんと大人になって、この絵本を恋人にプレゼントしたいと思ってくれたりしたら、本当にうれしいです。

企画・ディレクター : 鳥谷美幸(Think the Earth)

えこよみにnをつけたらねこよみになるなあ。nは茶トラのしましまシッポで…。『ねこよみ』誕生の瞬間でした。シンプルなたったの4文字は、プロデューサーやスタッフからのゆる~い期待に背中を押され、猫好きの制作メンバーたちと出会い、一人前に育てられ、社会へ旅立っていきました。ちょっと変わった猫(本)ですが、にゃんわりと味わってみてください。そしていつか読者のみなさんと、猫をとりまく社会の矛盾を減らしていくきっかけをつくっていけたらと思っています。これから。
だからひとまず、「猫よ、季節よ、ありがとう!」

えほん 『ねこよみ』

価格 1,470円(税込)
サイズ 横215×縦155mm(A5横開き・上製本)
絵と文 砂山恵美子
編集 Think the Earth
発行 ソル・メディア
ISBN 978-4-905349-02-0
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