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子どもが喜ぶアドベントカレンダー、フェア&エコな工夫とは?

2014.12.08 宮原 桃子

Adventskalender meiner Tochter:Creative Commons,Some Rights Reserved,Photo by homo_sapiens

12月のクリスマスまでの毎日、小さな日めくり部分をめくっていく「アドベントカレンダー」。最近は日本でもよく見かけるようになりましたが、定番はカレンダーの小窓にチョコレートが入ったもの。子どもたちが喜ぶことはもちろんですが、せっかくのクリスマスシーズン、子どもだけでなく地球や人にやさしいアドベントカレンダーにしたいものです。

そこで登場するのが、「フェアトレードチョコレート」を使ったアドベントカレンダー。英国のフェアトレードチョコレート「ディバイン」社のカレンダーは、本国では売り切れるほどの人気で、日本ではフェアトレード団体「わかちあいプロジェクト」が輸入販売しているほか(完売)、WWFジャパンのオンラインショップで購入することができます。原料となるフェアトレード・カカオを生産するガーナ南部の農業協同組合クアパココは、現在ガーナのカカオ生産量の5%を占めるほどの生産量を誇り、現地の人々の生活向上に大きく貢献しています。

divinejpg

ディバイン社のアドベントカレンダー © Divine Chocolate Ltd


アドベントカレンダーをオリジナルで作るのもいいでしょう。使い捨てでなく毎年使うこともできるのでエコ、そして何より親も子どもも楽しめます。本場ヨーロッパでは、紙や布などで作った1から24までの袋を壁からぶら下げている家庭をよく見かけます。それぞれの家庭で、お菓子やクルミ、小さな本、文房具、ヘアピン、ビーズ、パズルのピースなど様々なものを工夫して入れています。消費合戦のクリスマスシーズンだからこそ、あえてモノは買わずに、きれいな小石や木の実、なぞなぞや宝探しの紙、手作りのコインなどを入れるのも一案。

世界中で大きなお金が動くこの時期、一人ひとりがお金の使い方をほんの少しでも考えれば、ちりも積もれば山となり、地球にも人にもやさしいクリスマスにできるのではないでしょうか。



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宮原 桃子