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Biodiversity

ミツバチ不足の救世主? マメコバチ

2009.06.28 岩井 光子

世界的なミツバチ不足で価格が上昇し、果樹農家に大きな影響を与えています。そんな中、近年東北のリンゴ農家に浸透しているマメコバチが注目されています。

マメコバチはツツハナバチ属。体長は1-1.5センチほど。ソメイヨシノの開花に合わせて1カ月ほど花粉を集めて飛び回りますが、リンゴなどバラ科の花粉も好んで集めます。生産者がこのマメコバチの飼育技術を年々向上させたことから、最近青森では人工授粉を行うリンゴ農家がめっきり少なくなっているそうです。

マメコバチの行動範囲は巣から半径40メートルほどとミツバチの約4キロよりもだいぶ狭いのですが、ミツバチよりも効率の良い授粉作業をします。例えばミツバチの5、6倍に当たる4000もの花を一日に訪れる、雄しべの上に腹ばいになり、足で花粉をかき集めることからほぼ100%柱頭に接触できる、などです。その見事な仕事ぶりに敬意を表し、感謝祭を行う地区もあるほどです。

青森りんごTS導入協議会がリンゴの栽培技術や食べ方を楽しく学んでもらおうと今年4月から始めたバーチャル大学「りんご大学」でも6月20日からマメコバチについての「講義」を開始。マメコバチの解説がやさしい言葉で書かれていて、楽しく学べます。



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岩井 光子