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手洗いダンスで世界と手をつなごう

2009.10.14 岩井 光子

「よくせっけんで手を洗いなさい」と大人に諭される子どもたち。では、どんな風に洗えば入念なのか、丁寧に教えてもらう機会は実は少ないのかもしれません。

10月15日は「世界手洗いの日」。日本ユニセフ協会ではこの日に合わせ、子どもたちに遊びながら正しい手洗いを習慣づけてもらおうと「世界手洗いダンス」を制作しました。振り付けは、子ども向けテレビ番組などに出演するダンサーの森山開次さん。

「泡、泡、あわわー」とユーモラスな歌とリズムにのって、洗い残しが多い指の付け根や爪、手首なども含めた手全体の入念な洗い方を教えてくれます。監修は音楽運動療法の開発者であり、実践指導者でもある聖路加看護大教授の小口江美子さん。

途上国では毎年330万人以上の子どもが5歳以下で亡くなっています。正しく手を洗えれば、下痢による死は半分になり、およそ100万人の子どもの命を救うことができるそうです。

せっけんを使った手洗い促進運動は昨年アジアやアフリカなどの73カ国で行われ、日本で始動したのは今年から。新型インフルエンザなどから身を守る予防行動としてはもちろん、世界の子どもの衛生状況にも関心を広げてほしい、そんな願いが込められています。



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