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Energy

Twitterから始まったクリエイターたちの「節電広告」

2011.03.20 大野 多恵子

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デザイナーから寄せられた「節電ポスター」のひとつ

東日本大震災の影響で、節電への協力が呼びかけられ、まだまだこの状況は続きそう。3人のクリエイターたちが立ち上げたTwitter「setsuden」では、全国のデザイナーに節電ポスター作成を募集したところ続々と集まり、みんながそのポスターを街に貼ることで、大きな広がりを見せています。

Twitter内で、すでに多くの人たちがつぶやいていた節電コピーを、そこだけでとどめておくのはもったいない、これをポスターにしようと呼びかけたのは、大震災の翌日3月12日の早朝。その反響は、時間とともにじわじわと広がり、全国から投稿が続きました。

サイト内に収められたポスターは、デザイナーたちの計らいで、パブリックドメインとなっており、許可を取らずに印刷、編集、転載ができるというもの。「いま暗くすることは、あしたを明るくすることにつながる」「節電。節買い。分かち合い。」「このスイッチを切ると、あいつんちの電気がつくらしいよ」「心灯して、明かり消そう。」などなど、貼りたい場所に適したポスターを選ぶことができるのです。印刷は、「セブンイレブン」でも可能。

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ちょっとした言葉に押されて、電気も「分かち合う」気持ちにさせてくれる温かいコピーの数々。こんなポスターを目にしたら、家族が同じ部屋で過ごす、厚着をする、プラグをこまめに抜くなど、節電の工夫も前向きに出来そうです。



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