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ハンディのある人もない人もみんなで楽しむ「東京ごはん映画祭」

2014.10.15 平澤 直子

Creative Commons,Some Rights Reserved,Photo by Thomas Hawk

10月10日、今年で5回目となる「東京ごはん映画祭」が始まりました。世界中から「食でつながる人と人を描いた映画」「ごはんが印象的な映画」を一堂に集めたこの映画祭、今年は小津安二郎監督の「お茶漬けの味」(1952年)といった古いものから、9月にスペイン・バスク地方のサン・セバスチャン国際映画祭キュリナリー・シネマ部門で、東京ごはん映画祭のスタッフも審査に加わって選考した"TOKYO GOHAN FESTIVAL AWARD"を受賞したばかりの「FINDING GASTON」といった最新のものまで、13カ国の19作品が上映されます。上映の仕方も独特で、通常の映画館での上映のほか、レストランで上映作品にまつわる食事やスイーツを楽しみながら鑑賞できる「ごはんつき上映会」や「レストラン上映会」が、表参道ヒルズ他、青山や目黒といった街のレストランでも開かれています。

その一方で同映画祭では、「『食』はすべての人に共通するものなのだから、様々な環境の人が参加しやすいように」と、第1回より、マイノリティーに配慮した「みんなの映画祭」を開催しています。今年は以前地球ニュースでも紹介した、LGBT、老若男女様々な人が集うアジア料理店irodoriで無料上映会をしたり(終了しました)、地球リポートでも紹介した、ハンディの有無にかかわらず人が自然に混ざり合う社会を目指すピープルデザイン研究所のオーガナイズによる「耳で観る上映会」(FMラジオを持ち込み、音声ガイダンスを受信することにより、目の見えづらい人も見える人も一緒に映画を鑑賞できる上映会)やパイオニアの体感音響システムを使用した「カラダで感じる上映会」を開催したりと、他の映画祭とは一味違う、多様性を内包する現代の東京らしいイベントとなっています。

また、表参道ヒルズ スペース オーでの「ごはんつき上映会」では、参加者一食ごとに20円がNPO法人TABLE FOR TWOを通じて開発途上国の子どもたちの給食費として寄付されました。20円は給食一食分にあたります。自分が映画と料理を楽しむだけで、子どもに栄養のある食事を一食提供できる、簡単で、でも効果の大きな社会貢献です。

「ごはんつき上映会」は10月11日で終了しましたが、「レストラン上映会」や「みんなの映画祭」、それに通常上映はまだ続行中です。東京が誇れるバリアフリーな側面を持つ新しい形のこの映画祭。ぜひ足をお運びください。



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平澤 直子