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カレンダーを不用な人から必要な人の手に

2010.12.28 大野 多恵子

2010年1月に行われたチャリティカレンダー市
(c)NPO法人日本災害救援ボランティアネットワーク

年末になるとあちらこちらから集まってくるカレンダー。趣味に合わないけれどとりあえず掛けておこう、いややっぱり捨ててしまおうか、と迷う人は多いのでは。そんな時に、NPO法人日本災害救援ボランティアネットワーク(兵庫県西宮市)に送れば、カレンダーは「チャリティカレンダー市」で販売され、売上金は植林や災害支援のために使われ、有効活用されるのです。

このカレンダー市が始まったきっかけは、1995年の阪神・淡路大震災。不用なカレンダーは毎年大量に焼却処分されますが、被災地では欲しいと思う人に届かず。そこで必要な所へ不用なカレンダーを提供しようと始まりました。

例年、西宮市内で行われるカレンダー市での販売価格はほとんどが100円という安価のため、毎年大勢の人でにぎわいます。2010年1月のカレンダー市の売り上げは、総額136万2700円。兵庫県佐用町水害、中国・四川大地震災害の救援などのために使用されました。

また、カレンダーの紙は樹木が原料であることから、紙を樹木に戻す「みどり1本運動」と称して、これまでは植林活動を行っている団体などにも寄付してきました。第15回となる2011年のカレンダー市は1月8-10日に行われ、不用なカレンダーは1月6日、7日の期日指定で送るよう呼びかけています。送り先などの詳細はこちらから「別紙」(PDF)をクリック。  



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大野 多恵子