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第6回 みらいをつくる超・文化祭を開催しました!【後編】
第5回超・文化祭レポートの後編です。
→前編はこちら
4. ドネーションプレゼン
ポスターセッションのあとは、超・文化祭の目玉企画でもある「ドネーションプレゼン」のセッションでした。ドネーションとは「寄附」のこと。ご来場いただいたみなさんの入場料や企業・団体からの協賛金を寄付金として、獲得票数の多い団体から順に分配、団体の活動費となるシステムです。ドネーション希望団体がプレゼンをし、その場で来場者の皆さんが応援したい団体に投票することができます。投票後も、応援したい団体と直接話すことができ、こども同士、おとなとこどもがつながることができる企画となっています。今回は、15団体がドネーションプレゼンに参加。熱い想いがあふれるレベルの高いプレゼンテーションが展開されました。
No.1 3.11福島再生プロジェクト(新渡戸文化高等学校)
企業と防災グッズの開発を進めている3.11福島再生プロジェクト。2024年11月にスタディツアーで福島県を訪問したことが活動のきっかけとなりました。東日本大震災の教訓を広め備えを促すために、国会図書館・新聞博物館調査、新聞分析や福島民報社取材を実施。学んだことや知ったことを学校で発表することはもちろん、紙面掲載も経験しました。現在は、企業と高校生が常に持っているものと防災を掛け合わせた防災グッズの開発を進めています。

No.2 知って守る尾瀬(新渡戸文化高等学校×群馬県立尾瀬高校)
6月のスタディツアーで新渡戸生と群馬県の尾瀬高校生が交流したことをきっかけに始動。東京と尾瀬を比較し、VR体験を行うなど様々な面から尾瀬の魅力発信を目的に活動を行っています。その中でも現在は、尾瀬と東京の新しいつながりを作る製品の開発を進めているそうです。地元の老舗のお店とともに尾瀬の特産品を使用したお菓子の開発に力を入れており、「尾瀬の魅力をいろんな人に知ってほしい」と話していました。

No.3 環境保全と絶滅危惧種の周知に向けた、私たちのアクション(新渡戸文化高等学校 他)
有志のメンバーで構成されているNiToBe CoLoRs。絶滅危惧種の動物をテーマに、これまでは裏面に絶滅危惧種の動物についての解説が書かれたFSC認証紙の折り紙の開発、その折り紙で絶滅危惧種の動物を折るワークショップやイベントなど様々なワークショップを行ってきました。今後も活動の幅をさらに広げていくことを目標に「私たちと一緒に、FSCマークの普及や絶滅危惧種の現状を学び、広げてみませんか?」と会場に問いかけました。

No.4 アマリをカタマリに-卓球の余材にいのちを-(新渡戸文化高等学校)
Ping-pong Block Projectは、企業とコラボしワークショップの企画、運営、情報発信を行っています。活動のきっかけは、卓球のラケットを作る過程で出る余材に出会ったこと。現在は、「博展」や「タマス」といった卓球用品メーカーと空間作りを軸にコラボ。余材を卓球台やキーホルダーにアップサイクルするワークショップを行うとともに余材についての情報発信を行っています。

No.5 世界を救うための、人との繋がり方改革1歩 Cross-Bace- これから人が交差する拠点をつくる(新渡戸文化高等学校)
「みなさんは、現在の日本で自分の悩みを打ち明けられる人がいますか?」と問いかける活動メンバー。「1人で悩みを抱えた時このプロジェクトが誰かの心の支えになってくれるようなものを作りたいです」と語るように、誰かの心を支える活動を行っています。

No.6 君と政治(明星学園高等学校)
「ノウハウはあります」と語る「君と政治」で活動するメンバー。政治に関するワークショップをこれまで数多く行ってきました。これまでのワークショップで培ってきたノウハウを生かして政治に関するカードゲームを制作。今後はこのカードゲームを使ったワークショップの実施を計画しています。

No.7 USB紛失防止改造キット(佼成学園高等学校)
”USBをなくさない仕組みをつくりました”と説明する佼成学園高校の生徒。仕事やプライベートでもデータを保存するために日常的に使うUSB。利便性が高い一方で紛失すると情報漏洩につながる大きなリスクもあります。最近では、学校におけるUSB紛失による個人情報の漏洩が多発しており問題となっているそうです。実際に佼成学園の職員室を調査した結果をもとに根拠のあるプレゼンで、USBに対する新たな考え方やシステムの構築について語ってくれました。

No.8 手から手へ。SFRが届けたいもの(啓明学園高等学校SFR)
「布1枚からカンボジアとつながる」カンボジアのお母さんとともに布製品を届ける活動を行うSFR。これまでの活動では、商品の紹介や販売だけでなく、その背景にある想いも伝えてきました。今後はさらに活動を広げていくことが目標です。HPはコチラ

No.9 高校生がつくる”寄付のインフラ”(NGO団体オークン)
NGO団体のオークンは「カンボジア寺子屋支援」を活動の主軸とし、支援のためにペットボトルの廃材を利用したリメイク商品を販売。販売で得た利益を寄付することで持続的な寄付の形に関する活動を行っています。そして、現在新たに構想している活動についての紹介をしてくれました。

No.10 商品開発や情報発信を通した遠い国への文化や課題への啓発活動(東京学芸大学付属国際中等教育学校・Daisy Days for Morocco)
部活動の一環として活動する中高生。遠く離れた国モロッコの文化や課題を正しく身近に知る機会を提供することを目標に活動しています。現地にゆかりのある方の協力のもと、商品開発やモロッコの羊革を使った製品の販売、SNSでの情報発信などさまざまな活動に取り組んでいます。

No.11 学生が街の魅力を感じ、放課後や休日に訪れたくなるような地域にする(東京学芸大学付属国際中等教育学校)
中高生で活動しているチームEーkoda。「学生が街の魅力を感じ、放課後や休日に訪れたくなるような地域にする」というビジョンと「地元のお店と開発した商品のPRや販売を通して学生が親しみやすい街づくりを促進させる」というミッションのもと、活動を行っています。現在は学校の近隣である江古田という街を中心に、地元のパン屋さんとの商品開発や街のPRを行い、多くの学生に江古田の魅力を伝える活動を行っています。

No.12 外で遊ばない時代をパルクールが変える!(佼成学園高等学校)
外で遊ばなくなっている今の時代、人と競わずに自分のペースで運動ができるパルクールに注目しました。パルクールは、公園の遊具や街にある建物などを飛び超えたり走ったりして自分の好きなように超えていくスポーツです。パルクールの普及を目的とする体験会や大会を開催するなど、パルクールを通じた外遊びの推進を行っています。

No.13 商品開発を通した遠い国への最適な援助(東京学芸大学付属国際中等教育学校・Daisy Days for Kenya)
Daisy Days for Kenyaはケニアへの支援を中心に商品開発や情報発信を行っています。開発した商品は、アフリカのカラフルな伝統布キテンゲを使った手作りのシュシュや巾着、ピアスなどのアクセサリーなど。イベントで商品販売やチャームづくりのワークショップも行っています。

No.14 NFKプロジェクト(新渡戸文化高等学校)
多文化・多様化が進む今の日本や世界で大切なのは、様々な人と関わり協力する力。NFKプロジェクトは、その力を学ぶことを目的に組み立て式サッカーボール「MFK」を使ったワークショップを開発しました。このワークショップを通して「知らない人と協力する体験」を経験し、様々な人と関わり、協力する力を育む経験を届けたいという想いのもと活動を行っています。

参加者の皆さま、企業の皆さま、そして当日設置した募金箱より、合計156000円のご寄付をいただきました。
ありがとうございました!
イベント終了後、参加者の皆さんの投票により、過去の繰越金(4,728円)を含むおよそ16万円を各学生チームへ寄付しました。
※集まったご寄付の10%を上限に、超文化祭を運営するための必要経費に充てさせていただきました。
5. ブース展示
ドネーションプレゼンの後ランチタイムを挟み、午後からはブース展示やステージ発表が行われました。
ビーチドリームプロジェクト(新渡戸文化高校)
手から手へ。SFRが届けたいもの (啓明学園高等学校SFR)
食糧問題の解決へ!(南多摩中等教育学校SDGsミーティング)
環境保全と絶滅危惧種の周知に向けた、私たちとのアクション(NiToBe CoLoRs 新渡戸文化高校 他)
Daisy Days for Morocco(東京学芸大学付属国際中等教育学校)
Daisy Days for Kenya(東京学芸大学付属中等教育学校)
知って守る尾瀬(新渡戸文化高等学校、群馬県立尾瀬高校)
ペットボトル工房(NGO団体オークン)
子ども食堂の可能性(佼成学園高等学校)
USB紛失防止改造キット(佼成学園高等学校)
君と政治(明星学園高等学校)
アースデイ東京(一般社団法人アースデイ東京)
子どもと大人のつながるボード
6. 交流会
超・文化祭実行委員の山藤旅聞さん(新渡戸文化学園)の進行のもと、超文化祭を振り返り、次の行動を応援し合う交流会が行われました。
この時間まで残ってくださった中高生や大人の皆さんと、以下のテーマで交流しました。
1) 名前と所属
2) 超文化祭で気づいたこと
3) 今後の「小さな一歩」
4) 今後の「うんと大きな一歩」
どのチームも、時間が足りないくらい、想いがお溢れていました。一日の疲れも感じさせない、熱量の高い交流会となりました。
おわりに
今回の超・文化祭は、参加者の皆さんの「表情」が強く印象に残っています。
始まる前の緊張した表情。スターティングセッションの自己紹介ではじめましての人との会話で緊張がほぐれていく表情。温かい雰囲気に包まれたときの皆さんの笑顔。ポスターセッションで発表者に質問をする姿。ドネーションプレゼンを真剣に聞くまなざしとすごいと思ったときに出る拍手や言葉。初めて知ったことに驚く表情。などなど、参加者の皆さんが繋がり、交流が生まれていく過程を見る中で真剣に「みらいをつくろう」とする様々な表情がとても印象的でした。
また、継続して成長を見せてくれる団体やレベルの高い出展内容など驚きの連続でした。
これからも、みらいにむかってひたむきに挑戦を続け活動していく学生の皆さんのことを応援しています!次回の超文化祭でお会いしましょう!!(次回予告はこの後!)

!!!次回予告!!!
第7回みらいをつくる超・文化祭の開催決定!!!
第7回は、、、
2026年12月27日(日)
例年に引き続き、新渡戸文化学園が会場となります!
開催まであと9か月!!
続報をお待ちください!
執筆:Kako
撮影:上田壮一






































