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マクドナルド、欧州のフィレオフィッシュを持続可能な魚に

2011.06.21 アマサワエンジィ

filet-o-fish sandwich:Creative Commons,Some Rights Reserved,Photo by barron

世界海洋デーでもあった6月8日、マクドナルドは欧州39カ国で販売するフィレオフィッシュを、海洋管理協議会(MSC)で「持続可能な漁業で獲れた魚」と認証された魚で提供することを発表しました。ヨーロッパだけでも約7000店を展開する世界一のファストフードチェーンが採用した今回の導入規模は史上最大と言われ、10月以降、一年で約1億食の白身魚がMSC認証を得ることになります。

環境問題に敏感なヨーロッパの顧客を確保するため、マクドナルド社は近年レインフォレスト・アライアンスが認証したコーヒーを提供したり、農業サプライチェーンの透明性や品質、持続可能性の改善のため、2001年に始めた農業支援プログラム(MAAP)を推し進めたフラッグシップ農業プログラムを立ち上げたりしています。フィレオフィッシュに使用されるニュージーランド産ホキの乱獲、漁獲量の大幅な減少などの指摘から、「提供する白身魚にMSCエコラベルを取得することによって、消費者が迷わずサステナブルな選択をすることが出来ると考えた」と、ロンドンのマクドナルド広報担当者のジョアンナ・トリグ氏。

他にも大手スーパーマーケットのウォルマートや会員制倉庫型ストアのコストコなどでも、販売する魚介類をMSC認証へ移行する動きが出ています。その反面、MSC認証が海底を傷つけるトロール漁法を認めていることから、必ずしも「持続可能な漁」であるかどうかには議論の余地があるそうです。トロール漁法に反対する海洋保護団体Oceana事務局長のハビエル・パストールさんは、「これは始めの一歩に過ぎない。これから『持続可能』の定義や範囲について議論していかなくてはいけない」と、話しています。



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