|
雪と氷で真っ白なフィンランドの首都ヘルシンキに着いたのは3月の初め。北極圏にも入るこの国では、3月になったとはいえ、暖かい日でも気温は5度以下。夜には、駅前の電光温度計もマイナス4度を示します。フィンランドの冬は長く、一日中、日の昇らない期間もあります。なんだか暗くて憂鬱な、どんよりした冬を何ヶ月も過ごすことになります。厳しい冬の間は、街を歩く人の顔もとても暗く、物思いに耽るような憂鬱な重い表情。でも、ほとんどの家庭が湖や山にコテージを持っていて、夏になると数ヶ月そこで木の実や魚をとったり、湖で泳いだりして楽しみます。「毎年のことでも夏が来ると新しい日々が始まった気がする!」と、自然を愛するフィンランド人は語ります。夏に自然から採った食料を保存して、冬に少しずつ食べて過ごすという生活のリズムが、今でも強く残っているんですね。
「スオミ(SUOMI)」とは、フィンランド人が自分たちの国と国民自身を呼ぶ名前。また、国土の70%が森林、10%が湖という自然とともに暮らす「自然を愛する人々、森の人々」という意味もあります。
そして、この国を代表するのがサンタクロースとムーミン!日本ではムーミンを「かば」だと思っている人も多いようですが、実は、森の妖精=トロールです。フィンランドの妖精は、サンタのお手伝いをして、子供達が良い子にしているか見張っていたり、ちょっといたずらをするおちゃめな存在で、人々のすぐそばで生活してると信じられているんですよ。 |
|

真っ白な雪の上に新しい足跡を・・・。「きゅっ」


冬のヘルシンキは雪で真っ白になります。


凍った海の上では鳥たちも、魚もとれず、丸まるしかないようです・・・。 |
|