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「環境問題というと、理科系の人たちが出てきて、専門的な言葉を使い、数字ばかりで説明しようとする。それではわからないし、科学アレルギーのようになってしまう。環境問題を一般の人にわかりやすく伝えるためには、どんな表現をすればよいのか。そこを考え、変えていくことが、環境に対する突破口だと思うんです。
数字ではなく、イメージできる言葉を使って伝える。たとえば、あの木は樹齢30年、と言うより、あの木と君と、どっちが長生き?と聞く。最初にデータを与えてしまうと、データが全てになり、想像力が衰退してしまう。もっと噛み砕いて、言葉を選んで、絵として頭に入ってくるような比喩を使っていかなければダメです。
我々は地球の道の解説で“地球温暖化”ではなく、“地球高温化”という言葉を使っています。温暖という言葉は“暖かくて快適”という意味で、現在の切迫した状況を伝えるのには不適切。いや、不謹慎ですよ。言葉の問題は大きいと思います」
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