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2020.01.14

超文化祭からの報告


「いろんな学校の生徒や大人がみんなでつくる文化祭があったら素敵じゃないですか?」 ある先生が2019年のアースデイで発した何気ないひと言から、「超文化祭」がはじまりました。「持続可能な社会の実現」を中心テーマに、志を同じくする大人と子どもが集まって、それぞれの考えや活動を発表し、仲間をみつけ、活動を応援し、自らのプロジェクトをつくり出すきっかけとなる場。それが超文化祭でした。

企画が生まれたのは2019年4月。すぐに新渡戸文化学園の校舎をお借りすることが決まり、実行委員会を発足。何度か集まって文化祭の形を考え、秋に子どもたち、大人たちへの説明会を行って、ようやく12月22日の実現にこぎつけました。当日の様子を写真レポートでお送りします。
→当日のプログラム概要はこちら
→超文化祭実施報告書(PDF)はこちら

午前の部は全員が大教室に集まっての活動発表会。すでに始めていること、これから始めようとしていること、企業からの提案など盛りだくさんの内容でした。1チーム5分の発表時間でしたが、みんなプレゼンがうまい!短い時間だからこそ、それぞれに練られた発表になっていました。国連広報センター所長の根本かおるさんが開会式から参加して生徒たちの発表を全て聞いてくださり、最後に国連75周年の活動への呼びかけを行ってくれました。

まずは言い出しっぺの実行委員、奥津憲人教諭(左)と山藤旅聞教諭(右)が熱い想いを!



10チーム以上の学生グループが次々に発表。会場は200人近い参加者で熱気に包まれていました
都立石神井特別支援学校でのSDGsの取り組みについて紹介する海老澤穣教諭
国連広報センターの根本かおる所長。子どもたちの発表への講評では「若者は明日のリーダーではなく、今日のリーダーである」というアントニオ・グテーレス国連事務総長の言葉を紹介。2020年に75周年を迎えるにあたって始まる国連のUN75プロジェクトへの参加を呼びかけました

午前の部はここで終了。続いてブースをアピールする時間があり、その後は自由に回遊できる時間帯へ。ブース出展は4つの教室に分かれ、10を超えるチームが発表やアクティビティを行いました。

自分たちのブースについて熱く語る湘南学園と捜真女学校の生徒さんたち

博報堂DYグループ井川優衣子さんによるブース紹介

学生服や体操服をオーガニックな素材に変えよう!と呼びかけ、学生発のブランドを起ち上げようとしている有志グループ。根本さんもブース見学へ

都立冨士高校はフリーマーケットならぬエコマーケット「えこま」を提案。実現に向けて走り出しています

ボルネオスタディツアーに参加したメンバーが起ち上げた「本命チョコを地球にあげよう」プロジェクト。エコラッピングを考えたり、チロルチョコのパッケージでSDGsを表現するアイデアが紹介されていました

都立富士中学校の生徒さんからは鉛筆を見直そう!という提案もありました

セブン-イレブンのブースではSDGsをテーマにコンビニの未来を学生と考える対話型ワークショップが開かれました

オーガニックコットンについて紹介するメイドインアースのブース

「Q&ActionProject」と題した博報堂DYグループのブース。アルファベットのAの形になるように紙を切りとり、一人ひとりが未来へのアクションアイデアを記入。80以上のアイデアが集まりました。

湘南学園と捜真女学校による児童労働撲滅をテーマにしたプロジェクト、チョコプロ。この日は30人の生徒が参加して、2月11日に横浜で行うイベントに向けて、VR体験、フェアトレードチョコの販売など盛りだくさんの内容

黒板に描かれたクリスマスツリーにオーナメントを模したメッセージが飾られていました。素敵なアイデアですね

コンビニに普及しつつあるペットボトル回収機もデモ展示されました

超文化祭の大きな特徴は、来場者が入場料100円につき1票もらえ、投票によって生徒のプロジェクトに寄付をする、というアクションの仕組みがあることです。当初、紙の入場チケットを投票券にして投票箱に入れようというアイデアだったのですが、「ゴミを出さない文化祭にしたい!」という生徒たちの強い希望がありました。
そしてなんと三田国際高校の有志の皆さんが「電子チケット」と「オンライン投票」のシステムを作ってくれたのです。スマホをもっていないごく一部のお客さんを除き、チケットや投票、アンケートは印刷せずに管理する仕組みができあがりました。今後はこの仕組みをアプリにすることを計画中で、ゆくゆくは日本中の文化祭で使って欲しい!とのこと。
アンケートでも「紙の無駄を無くしたこと」「受付、投票、アンケートのデジタル化を高校生が行ったこと」が印象に残ったとの感想をいただきました。

寒い日だったにもかかわらず、自分たちの作ったシステムを使って元気に受付を担当してくれた三田国際高校のみなさん

入り口だけはかっこよく!とつくったバナー。超文化祭のロゴはHAKUHODO DESIGNの永井一史さん、増田未夢さんたちによるボランティアで制作されました。誰も取り残さない、多様性をテーマに素敵なロゴをデザインしてくださいました。

実行委員で日本環境教育フォーラムの川嶋直さんファシリテートによる交流会ののち、全員で記念写真。来年もまたやりたい!参加したい!という声がたくさん聞かれました

「持続可能な社会を実現することを目的とした、あらゆる垣根を越えた文化祭」。このコンセプトは今回、たまたま東京で実現しましたが、今後「超文化祭」が「東京を超え」日本各地で開催されたら嬉しい! と私たち実行委員は思っています。開催してみたいと思った方、ぜひご連絡をお待ちしています!

(上田壮一)

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