百年の愚行(ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY)
山極寿一著/筑摩書房

生物としてのオスに、文化的な要素が加わって類人猿のオトコが生まれた。では、人間の男はオトコからどのように進化したのか? 食物の分配、遊びや性交渉、喧嘩と仲直りの方法、子育てと子殺しなど、様々な観点からサルや類人猿を観察・考察し、「力を抑制することが男として品格の高い、美しい行為だ」という結論に至る。同性愛は人間だけではない、相撲の仕切りはゴリラのドラミングに似ているなど、目から鱗が落ちる指摘も多数。